昨日は「在宅ホスピスフェスタ2024」@アクロス福岡でした。
年に一度、県内各地で活動する、在宅ホスピスの仲間たちが集まって交流するイベントです。
今年のテーマは、
「そげん頑張らんでよかよ 一人じゃないけん ~みんなで支え合う在宅ホスピス」
午前中はまず、山の音楽家シャナ(オカリナとギター)によるオープニング・コンサート。 ふるさと、さくら、野に咲く花のように 心穏やかになる音色が響きました。
その後、午前中はテーマ「そげん頑張らんでよかよ 一人じゃないけん ~みんなで支え合う在宅ホスピス」のシンポジウム。
以前母親を施設で看取った家族。当時は、在宅ホスピスの存在すら知らなかった、ということでした。
彼女の話に続いて、ソーシャルワーカー、地域包括ケアセンター(いきいきセンター)、ケアマネージャー、訪問看護、それぞれに役割について語ります。それぞれに大変わかりやすく、話を聞いた彼女は、”そんな働きがあることを早く知りたかった”と。
昼休みには、各地で活動するボランティアグループの活動報告のビデオレター。今年は、インド・ケララの”緩和ケアカーニバル=キュリオスCurios”のビデオも。
午後からは、「在宅ホスピスを語る会」として二つのテーマの発表がありました。
1)面会制限がある中、家族とともにおこなったグループホームでの看取り
2)在宅ホスピスボランティアが見続けてきた在宅での看取り
それぞれに、遺族の方、ボランティアの話は、聴衆の心に響くものでした。
会場前の広間では、県内各地の活動を紹介するポスター展示が行われました。
今年は特に、各地のボランティアチームの活動紹介が目立ちました。それぞれコロナ禍の中で工夫した活動を行ってきましたが、ポスターにもそれぞれに工夫が見られました。
どうぞご覧ください。
おかげで、心豊かになる1日を過ごすことができました。
福岡県の協賛、それに準備を進め、当日の裏方を勤めてくださったみなさん、登壇者の皆さん、そして参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
在宅ホスピスをすすめる会 代表 二ノ坂保喜
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